「あ、でも私達そろそろ行かなきゃ。
もうこんな時間だなんて知らなかった」

「あれそうなの?残念」

「ま、その獲物はサヤカさんにあげるから好きにして」
「ありがと。それじゃ、こいつ別の『ギャル様』達にでも
苛めてもらう事にするよ。機会があったらまた来てね」

そういってサヤカはギャル達と別れた。
そしてオトコは目隠しされ、クラブの中へと連れ込まれる。

「キャハハハハハ」

周囲に充満するギャル達の嘲笑の声と罵声。
目隠しのせいで何も見えないがその声だけでわかる。
何十人、何百人というギャル達がクラブのオトコ達を
ボコっているのだ。

オトコに不安が募る。


「キャハハハハ。ちんぽこ蹴りあげてやったら、
こいつまた気絶したよ」

ギャル達の話し声が聞こえる。

「何度目だっけ?気絶すんの。
今朝からもう10時間以上ボコりっぱなしだから
回数分んなくなったよ」
「ま、気絶したら水ぶっかけて起こせばいいだけだしね。
今度は私、ちんぽこは全く蹴ったりしないでさ、
顔面だけ気が済むまで殴りたい。
それだと気絶できないから、ずっと苦しむし、面白そう」


突然後ろの方からわき腹に激痛が走る。
誰かがオトコにとび蹴りを喰らわせたのだ。


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