「そうだ。いいこと思いついた」
そういって彼女たちは何か話をはじめる。


「ついてこいよ」
彼女たちはそうオトコに言って外へと向かう。

「ククククク」
「キャハハハハ」

彼女たちは何故か笑い続ける。

「お前、ここに入れ…もちろん、全裸でな」
そう言って彼女達が示したのは、
道路の脇にある排水溝だった。

「そんな事…」

「あ?抵抗するわけ?」

嫌がるオトコに蹴りを入れ、
排水溝に無理やりオトコを詰め込る。


「…これで完成だな。キャハハハハ」
そう言って上から蓋を閉める。
…ペニスだけが蓋と蓋の間から露出するようにして。

「何だよ、これ。汚い雑草か何かみてーだな。
キャハハハハ」

彼女達はそう言い残して去っていった。
声だけは聞こえるので、おそらく近くにいるのだろうが、
視界が遮られているのでよくわからない。

…突然、ペニスに激痛が走る。

誰かがペニスを踏みつけたのだ。

「何?」
「分かんない。何か踏みつけたみたいだけど」

そういってペニスを踏みつけた彼女達は去っていった。

しばらくするとまた激痛。

道路脇とは言え、人通りの多い街の中心部である。
絶え間なくペニスが踏まれてゆく。

「キャハハハハ何あれ〜」

そういって面白そうにペニスを指差すものもあれば、
何も気づかずに激痛だけを与えて通り過ぎて行くものもある。

激痛がするたびに、オトコの狭い視界には
女性の脚が通り過ぎてゆくのが一瞬だけ見える。

ペニスを見て笑い出す者、「何あれ?」そういって興味なさそうに失笑する者、
蹴り飛ばして遊ぶ者。
反応は様々だが、誰一人として、
オトコが痛がるを気にかける者はいない。
彼女達にとって、ペニスを踏みつけるのは躊躇する事などではないのだ。

突如、これまでにない激痛が走る。
通りかかった女性がペニスを踏んで転びそうになったのだ。
彼女の全体重がペニスにかかる。

「何これ?あ〜ムカつく!!」

転んだ苛立ちにペニスを何度も踏みつけて、
彼女達は去っていった。


それからどのくらい時間がたっただろうか。
人通りが増えてきたのか、ペニスに激痛を感じる回数が増えてきた。

彼女達に踏まれ、また踏まれ…それが何度か繰り返される。
そして彼女達の一人がペニスから脚を離したその瞬間、
オトコがついに射精する。

ビュビュッ…

「え?何あれ?…あの白いの。何か飛んだけど…」
たまたま通りかかった女性がいう。

「え?下にあるあれ、もしかして、ちんぽこ?
って事は今飛んだの…キャハハハハ」
彼女達は笑い出す。

「前の人に踏まれた途端に出してやがったよ。
こんなんで射精くなんて馬鹿じゃね。
キャハハハハハハハハ」



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