ギャル達が爆笑していると、後から女性が近寄ってきた。 この店の店員だ。彼女は皆に話かける。 「すみませ〜ん。あの〜、御注文のお品を持ってきたんですが…」 「…え?あ〜はいはい。ありがとうございます」 「え〜と、コーラとポテトのお客さま」 「あ、それ私」 「それと、チーズバーガーのセットのお客さまはどちらでしょうか」 「…それなら私…」 彼女はそう言おうとして、面白い事に気付いた。 そしてニヤニヤしながら、こういう。 「…あ、それは、このオトコの分です」 他のギャル達もその意味に気付き、薄ら笑いをうかべる。 店員はオトコの方を見て言った。 「うけたまわりました。それではチーズバーガーと烏龍茶と…」 「キャハハハハ」 店員は突然、その場に笑い崩れる。 ペニスの存在に気付いたのだ。 「ハハハハハハハ」 そのまましばらく笑い続ける。 そのうち、少し冷静さを取り戻し、爆笑をこらえ、なんとか平静を装いながらも、 頬にクスクスと笑いを浮かべ、オトコのペニスの方をチラチラ見ながら言った。 「え〜と、その…烏龍茶と…Mサイズのポテトでよろしいですね?…ククククク…」 なんとかそういうと、返事も待たずにそそくさと帰っていった。 笑いをこらえられなかったのだ。 「あ〜あ、あの店員、いまごろ他の店員みんなに言ってるよ」 「いいんじゃん。そのほうが面白くて。 万が一面倒な事になったら、こいつが勝手に露出した事にすればいいんだしさ」 進む