「邪魔でしょ?これ。取ってやるよ」

そういってオトコのペニスを脚で踏みにじっていく。

「ぐぐ…あぐ…」

オトコが懇願するような目で彼女の顔を見る。
だが彼女はそんなみじめな男を見てにやにやと笑うだけだった。

彼女がタバコでももみ消すかのようにペニスを踏みにじる。
堅い椅子にペニスの皮が擦れる。

「あぐっ…、ぐっ…」

「ほんとオトコって悲惨な生き物だよな……」

彼女はにやにやしながらペニスを脚で地面にこすりつけ、そう言った。
オトコはペニスが脚とアスファルトの間でひしゃげていく感覚に官能と苦痛を感じる。

「……こんなのついてるなんてさ」
彼女は脚に力を込め、ペニスをグリグリと潰していく。

「何で、オトコって、こんなもん付けてて恥ずかしげもなく生きてられんのかね」

オトコが痛みに口をぱくぱくさせる。
彼女の目を見つめるオトコの顔が我慢の限界である事を訴える。

だがそんな様子を彼女が気をつかうわけが無い。
むしろその様子を見て、かえって面白そうに踏みにじるだけだった。

「痛い?女の子に生まれてこればこんな痛み知らなくてすむのに」

ほんの数センチ向こうにある彼女の脚。

その白い脚が同時にオトコのあさましい欲情を書き立てる。
そしてその欲情の象徴である部分を脚が踏みにじり、痛みと快楽を与える。


「ほんとオトコってほんとミジメだよな。
あんな風に痛い目にあってもおっ勃つなんてさ」


「ねぇ、なんで勃ってんの?」
嘲笑しながら、サキが聞く。

「もしかして、女に踏まれて興奮してるわけ?」

「ねぇ、なんで勃ってんの?これ」
「オトコって…、あいかわらず理解不能だよな」

「ってか、おまえ分かってんの?この状況。
女に無理矢理ちんこ踏まれてるんだぜ?
それで勃つとかありえない」
「普通屈辱で萎えるでしょ」

「まじでこんなのついて無くてよかった」

「ここまでされても無抵抗に踏まれ続けるとか
ありえないんですけど。
オトコってまじプライドないわけぇ?」



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